自分を肯定することも否定することもいらない

”もって生まれたものを活かす”

ただシンプルにこれだけだから、

自己否定をやめて

自己肯定感を上げる必要はないのです。

わたしたちは生まれてから

自分の一部分を否定するところから

世間に適合する自分を作り上げていて

（＝偽物の自分）

適合すればするほど

社会的評価は得られるし、

自己肯定感が高いように見えますが

その反対側には

否定している部分があるのです。

自分自身が採用したルールや価値観をもとに築いた自分を

全てだと思っていると必ず揺り戻しが訪れます。

誰もがこの揺れの中を彷徨いながら

本当の自分に戻っていくので、

自己肯定感が高い人を見て

憧れたり嫉妬したりする必要はなく

むしろその反応が

その人が隠している自己否定を一層強くしてしまうのです。

他人と比べることがどれだけ無意味か

私自身、身をもって体験しました。

わたしたちは二極を超えた存在です。

その存在そのものに

良い悪いや上下などのジャッジは不可能。

今抱えている悩みが

この二極に振り回されていないか。

ポジティブもネガティブも根源は同じだと自覚したら

一気に視点が高くなります。

自分を否定する言葉が出てきたら

必ずその反対側には肯定があり、

その両極を同時に捉えることができたら

肯定することも否定することも必要なくなります。

そうしたとき、

生まれてきた意味に確信が持て

自分がもっているものを活かすことができ、

無理な努力や苦行を体験する道から

確実に成長や達成を味わう道へ進めます。

魂の目的を知り、喜びに生きる。

自己否定するから

うまくいかない理由にはならないし、

自己肯定できれば

うまくいく理由にもならないのです。

自分がどうしたいかだけが答えです。