本当の強さは弱さを内包している

どれだけ自分の内にある弱さを

認めて受け入れているか。

それこそが本当の強さだと思います。

競争社会に生きてきた私たちにとって

何かを達成したり獲得することが

強さだと勘違いしてきた。

それは、

武器をたくさん身に付けてきたけれど

その武器なしでは生きられない。

だからそれを手放すことを恐れるし

そこに執着してしまう。

例えば、

・学歴や職歴

・実績や肩書

・年収

・住まい

・ブランド品

どれもこれも素敵ではあるけれど、

それなしでは生きられなくなっていたり

それだけでは心が満たされないのだ。

がんばって手に入れてきた武器を

自分の価値と同化することこそが

偽物の自分を肥大させてしまう。

私の場合、

・大企業に勤めても

・お金を稼いでも

・結婚しても

・広い家に住んでも

・服をいっぱい買っても

・友人や仲間に囲まれても

物質的には豊かであっても

常に心が渇いていた頃、

自分が何を感じているのか全くわからなかった。

何かを感じたいのに感じられない。

わかったことは

親への欲求を満たしたいだけだったということ。

それがもらえなかった

怒りや反発心を原動力に努力してきたこと。

この信念こそ捨てるべきものだった。

だかこそ、

武器を捨てる必要があったし

勘違いしていた強さを手放し

本当の強さを心の底から欲しいと望んだ。

それは

自分の汚くて見たくない部分を認め

弱さや醜さを受け入れていくという

とてつもなく苦しい作業。

痛みを無視してきただけ

直視することから逃げたくなるけれど、

意志をもって自分のために向き合うこと。

そうすると必ず光に変わる。

痛みが多い人ほど

まだ眠っている光がたくさんある。

失敗、苦難、葛藤、後悔、罪悪感、嫉妬、

思い出したくもない出来事や人は一切関係ない。

全て自分の光のためにある素晴らしい源泉。

出来るフリしたり、平気なフリしても

自分が苦しくなるだけで誰も幸せになれない。

本当に強い人は

自分の幸せが周りの人の幸せになることを知っているし

そのために、自分の内にある弱さを受け入れ認めている。

自分自身や人生と向き合っている人は

まずは自分の幸せを徹底的に追求してみてください。

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