社会の価値を満たす努力の代償として置き忘れてきたもの
能力があり、それなりに達成してきたのに先が見えない。
広い家、パートナーに子供もいる贅沢な暮らしをしているのに常にイライラする。
お金に困ることはなくても心が満たされない。
社会の期待に応える努力をして得てきたものはあっても、自分の心の内が空っぽに感じている人は少なくはない。
物質的にも精神的にも満たされている人は、その量よりも質にこだわっている。
しっかりと自分の心が満たされていることが大前提にあります。
けれど、わたしたちは外部からの情報によって必ずどこかのタイミングで大切なものを置き忘れてしまうのです。
それは、自分にとって大切な価値観であり人生の課題ともいうべき、
大げさにいうとそこに使命が隠されているといっていいぐらいに大切なこと。
それを忘れたまま生きていると、どれだけ外側が満たされても内側は渇いた状態のまま走り続けるんです。
すべては自分の声を無視した瞬間からはじまっています。
そこから人生は行き詰まりの人生ラインに移っていきます。
最初はちょっとしたミスや失敗だから見過ごしやすいのに、時間と共に膨れ上がって負の現実を引き起こします。
・自分の心に従って生きたい
・自分らしく在りたい
そう思うならば、その無視した声にもう一度耳を傾ける必要があるのです。
そこで本当の自分は止まっているからです。
どれだけ物質的に得てたきたモノがあっても心はそこに置き去りのままで、そこに戻るために様々な困難を体験させてきます。
悩みを紐解いていくとき、必ずそのタイムラインに戻ってもらいます。
自分の声にこそ、感じる心があるんです。
目の前の現実をやり過ごしてすぐに結果を出すノウハウやテクニックは、一瞬の快をもたらすだけで根本解決にはなりません。
本当の自分を取り戻すって、痛みを伴います。
だから逃げ出したくなるしないことにする人も多くいます。
そのままでは今の苦しい現実が延々と続くのに、それでも痛みを避けようと必死に抵抗します。
言い訳や正当化、最もらしい理由こそ、今までの社会の価値を満たし他人の期待に応える生き方をしてきた”古い自分”なのに。
今目の前にある不本意な現実の奥にあるものを見ようとすれば、置き忘れてきた自分の声を取り戻すことができます。
自分を変えたい、人生を変えたい、そう思っているならばその声を思い出してあげてください。
人生の指針となる答えはそこに全てあります。
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