自分の扱いを極めていく
「わたしとはこういう人」
という定義を持ってしまうと、
選択や行動の範囲が限定的になり
人生のチャレンジを逃してしまいます。
本当の自分は、
今の自分の枠の外側にあり何にも定義されないもの。
自分が何者であるかという問いに対する答えを
頑なに握りしめると、解放されなくて”らしさ”を輝かせられない。
人は、いろんな顔を持っているのだと思います。
一人でいるとき、家族といるとき、恋人といるとき、
仕事をしているとき、その時々にある色々なモード。
意識が内側に向いているときもあれば外側に向いているときもある。
人見知りをしてみたり、社交的になってみたりすることもある。
周りの目が気にならないぐらい夢中になるときと、
周りの目が気になって身動きとれなくなるときがある。
気持ちが寛大になれる関わりもあれば厳しい関わりもある。
誰かを導くときと、誰かに導かれるとき。
どれも自分であり、自分を特定する必要はなく
まして自分を変える必要もない。
どの自分も受け入れることで
今までの自分が思ってきた「これがわたし」という
偏った自我による思い込みから解放されます。
そうして自分の本当に近づいていき
自分の扱いを極めていくことができる。
「わたしとはこういう人」を解放するほどに
色濃く自分が輝いて「こういう人だ」と周りから認識される。
自分に対する思い込みを解放するプロセスが
二極を越えて本当の自分を生きることにつながっています。
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