エネルギー漏れを起こす人間関係

悩みの根本は人間関係にあるといっていいぐらい、

人生の豊かさを決定づけるほど

誰もが真摯に向き合う必要のある課題です。

必ず他者がいなければ成立しないからこそ

自分自身を確立することが最優先なのに、

他人にどう思われるかが気になったり

相手が何を考えているかに気をとられたり、

そうやって自分を見失ってしまうことは

わたしたちに根付いた思い込みによって起こっていること。

人間関係を構築する目的は

自分のためであり他人のため。

まずは自分の在り方が先決です。

自分が何者であるか、どう在りたいか、

そこを不明確にしたまま流されてしまうと

いつも人間関係がうまくいかずに壊れてしまう。

パートナーも友人も仲間も全て同じで

結果いつも離れてしまうような関係性は

自分自身の在り方に問題があります。

「この人といればうまくいく」

「この人は自尊心を満たしてくれる」

「この人はコントロールしやすい」

意識的でも無意識的でも

利己的に損得勘定が働いている場合、

相手がどれだけ素晴らしい人であっても必ず崩壊します。

崩壊したとき、

自分を正当化しようと相手を攻撃したりしても

一つも解決しないのですが、

そこには大事な気づくべき”宝”があります。

本当は自分自身を大切にしたいという願望が潜んでいます。

さみしさや孤独感を埋めるために、

自分の居場所を確保するために、

痛みから逃れるための関係性は

エネルギーが漏れ出てしまいます。

自分の心の奥を深く探っていくと見えてくるもの。

ですが、例え利己的な関係性であっても

どこかのタイミングで気づかないといけないのは

自分をどれだけ大切にしているか。

それができずにいることで起こるエネルギー漏れは

あらゆることのパフォーマンスを低下させます。

パフォーマンス高く見えても

実は死ぬほど身を粉にして動いているかもしれないし

内面では不満や葛藤などが渦巻いていることでしょう。

人間関係を穏やかに良好に築くために、

まずは自分の在り方を決めること。

シンプルにこれだけで改善します。

もう関わる必要のない人とは自然と離れるし

本当に関わっていたい人たちとだけ時間を共にできる。

ムダに背伸びして努力したり、

自分を蔑ろにするような振舞はする必要がなくなります。

・何かを達成したい

・成し遂げたい

・飛躍したい

・実現したい

これらも全て自分の在り方次第で得られる結果は違ってきます。

「誰といるか」の真理は「誰といたいか」であり

純粋な自己を実現できるかが全てです。

今周りにいる人たちは

あなたにとって自己を実現できる存在でしょうか？

一切の妥協なく一緒にいたい人たちといるでしょうか？

自分は何者かを明確にしていくと答えは見えてきます。