意志の力の正しい使い方
意志の力とは、
自分で”こうする!”と決めて動いていくこと。
目標をもつと
それは必ず働く力なのですが、
わたしたちは常にこの意志の力を使っています。
望むもの、望まないもの、どちらにもです。
大抵は望まない不本意な現実に
意志の力を働かせていることに人間は無自覚なんです。
それは自分以外の誰かや何かによって
もたらされた価値観や信念が根本にあるため、
怖れや不安から抵抗するために意志の力を使っています。
失敗しないため、
傷つかないため、
失わないため、
痛みを避けるために自分の力を使い果たしてしまい
本当に望むものへの力が湧いてこない。
根付いている価値観によっては
望むことすら抵抗している場合もあります。
誰もが豊かさを望むのに
それとは反対の現実が起こるために
意志の力を使っているのです。
意志の力は誰にでもあり
そこに気合も努力も必要のないもの。
ただ、使う方向性が望ましいものかどうかは
見極める必要があります。
意志の力を正しく使うためには、
自分の本当の望みを明確にすること。
過去の私もそうでしたが、
努力をしても報われなかったのは
自分の本当の望みではない
すり替えた夢や目標に向かっていたからでした。
偽物の夢や目標には
怒りや嫉妬や失望感などが含まれていたために
そこに意志の力を使い果たしていたので
ついには強制終了を迎えました。
多くの人は
自分が本当に望んでいることを
明確にできていません。
どれだけ「これだ!」と思っても
自分に嘘をついていることにすら気づかない。
いとも簡単に
夢はすり替えられてしまうものです。
それは魂にとって窮屈で義務だらけの人生。
それでも必ず思い出すときがくるのは
たとえ夢をすり替えたとしても
魂は本当の望みを忘れていないからです。
そこに合致した瞬間、
自分にとって正しい意志の力が発動します。
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