罪悪感の罠から解放する
罪悪感に折り合いをつけようと条件付けすると
自分自身を苦しめることになります。
その状態からの行動は
一見成功したかのように思えても
実は深い部分では傷ついているのです。
表面的には誠実に見えても内的葛藤があり、
その刃は常に自分に向けられています。
もし自分の行為に罪悪感があり、
無意識に非を認めるために何かしらの条件付け、
それは自分への罪を重ねることになるのですが
そのようなことがあるならば
その罪悪感はどこから生まれたのでしょうか?
大抵は、
世間の常識やルールにはめようとする
思考からもたらされたものである場合と、
自分の本心に背く罪の意識から
もたらされている場合もあります。
特に、自分の本心に背く場合は
抵抗のエネルギーを生み出すので
条件付けしていることにすら正当化してしまい、
自滅の道へ突き進みます。
それは結局は自分自身を傷つける行為でしかなく、
そこから解放するためには
誰かの意見やルールに従うのをやめて
自分の本心に素直になることだけが唯一の策です。
自分に嘘をついた分だけ
罪の意識をもってしまいます。
人は他人を傷つけることは決してなく
それができるのは自分に対してだけです。
その罪に折り合いをつけようと
人は異常に努力をしたり
自分らしくない振る舞いをします。
けれど、本来抱えるべきではない罪悪感は
自分の声を取り戻すことができれば
自然と解放され状況に変化が起き始めます。
自分らしく生きる人に罪悪感は相応しくありません。
少しでも未完了の想いがあるなら
正当化せず、賢くならず、いい人にならず、
自分の声に耳を傾けてみてください。
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