拗れた心を解放すると問題は消滅する
目の前の問題を解決したいとき、
それそのものを
コントロールしようとすることは
さらに問題を生み出すことになります。
問題だと思っているその課題を
自分がどんな観念から捉えているのか?
どれだけ事実を見つめることができるかが
大切になるのですが、
人はそれぞれに固有の見方があり、
それがものごとを複雑にする要因でもあります。
状況を良くしたいと思っているのに
刃は常に自分に向けられていたり、
最善を尽くしているのに
なぜか困難が返ってくる結末だったり、
全ては自分の心の在り様が
そのままフィードバックされているのです。
人生が複雑に混乱しているように思える場合、
心は完全に拗れているでしょう。
本来ならシンプルでスムーズに進むのに
重苦しさや深刻さで歩みが遅くなる。
そんな心の状態で何かをすることは
アクセルとブレーキを同時に踏んでいるために
いずれ燃え尽きてしまいます。
「拗れた心を解放する」
そのためには
自分の心が拗れている事実を受け入れる必要があります。
普通に生きていれば拗れるものなので
特別に悪いわけではありません。
ただ、
その拗れの原因がどこにあるのかを
突き止めることができれば
問題だと思っていたことから解放されます。
拗れた心を解放すると
ものごとの見え方が変わり、
目に入る情報が変わり、
他人に対する感謝が溢れ、
自分の本当の望みがわかるようになります。
何とかしたいと思っていたことは、
特別に手を下す必要もなければ
気に留めるものでもなかったと気づき
問題は自然と消えていきます。
仕事の悩み、
人間関係のトラブル、
人生のあらゆる分野に共通しています。
エネルギーを問題(だと思っている)ではなく
自分が望む道へ向けることができれば
古い自分から新しい自分へシフトし
穏やかに波に乗っていくことができます。
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