退路を断つ前の葛藤を飛躍するエネルギーに変える
決断を先延ばしにすると
身体のエネルギーポテンシャルは極限に落ち込みます。
やる気がなくなる、
どうでもよくなる。
決めるべきことから目を背けることで
現状維持に留まってしまう選択をしてしまうのです。
頭では「いつか決める」と思っていても
身体はそうはいかない。
本来の自分とは違うネガティブパターンのエネルギーが優位になり
コントロールできない状態になる。
ここで強烈な葛藤が起こる。
そして決めきれない自分を責めたり、
現状を正当化する言い訳が頭の中をかき回す。
ネガティブパターンは
その人の身体の特質によって様々にあるのですが、
とにかく自分らしくない思考と行動で苦しみます。
「今は決断しない」という決断をすることも得策だと思いますが、
そんな簡単に葛藤は消えるものではありません。
この時点ですでにエネルギーポテンシャルが低いため、
身体に取り組む必要があります。
どんなに頭でわかっていても、
心から一致して身体を動かすことでしか現実は動かない。
ホルモンで暴走しそうな自分の身体を鎮めることが
決断する前は何よりも大切になります。
身体を休める=行動を止める
身体を労わる=思考ではなく五感を満たす
身体の声を聴く=自分の本心を拾う
そして、同時に心に取り組むことができれば
より早く葛藤から抜け出せます。
退路を断つと起こり得る事態を予測し、
それを受け入れる覚悟ができるまで自分の中にある怖れを見つめる。
自分にとって最高の未来に確信を持てるまで何度も体感に落とし込む。
身体と心はつながっているけれど、簡単に離れます。
無意識に生きているほど分離するので、
葛藤もその状態であると理解していると冷静に立ち止まることができます。
”今”に留まることでエネルギーポテンシャルは回復し、
自分にとって最善の選択と決断ができるようになります。
(「今は決めない」ということも最善になる)
何かを決めること、断つことは、
意志の力をもって動く自分への愛だと思います。
自分への期待値が飛躍するエネルギーへ変わり
次の新しい自分に出会えるのです。
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