他人から雑に扱われていると感じるときに見直すべきこと

人間関係の悩みにおいて、

・いつも言い負かされてしまう

・押しつけを飲み込んでしまう

・言いなりになってしまう

決まったパターンを繰り返しているとき、

それを自分が受け入れているからだと認めた上で

何を見直すべきか？

他人から雑に扱われるのは

自分が自分に対して雑に扱っているから。

それは、自分の身体への扱いを意味します。

身体感覚を無視して

自分の声を飲み込んでしまうと

本来備わっている感度は鈍り、

自分の意見を持つことも表現することもしなくなります。

そんな不当な扱いを受けて当然の自分になっていること、

それが人との繋がりを維持する手段として成立する間は

問題として顕現しないのですが、

何度も繰り返していくうちに、

関係性が崩壊することはもちろん

自分自身を見失ってしまうのです。

その時点では

自分のいるべき場所にいることができないため、

あちこちに居場所を探し求めるでしょう。

自己啓発セミナーやコミュニティなどの環境や

仕事で認められることや

中身のない関係性をもつことなど、

自分が立ち止まるまで

雑に扱われて当然の場所にい続けることになります。

それなのに、

「自分は大切にされない」とか

「大切にしてもらいたい」と言うのは

自分の人生を放棄しているのと同じ。

他人でも出来事でも

不当な扱いを受けると感じるのは

自分の中に未完了の想いがあるからです。

自分自身を大切に扱わない方がメリットがある。

自分で自分を傷つけていると気づいたら

その低次なメリットを放棄して自分を大切にできます。

人間関係は自分自身との関係性の現れです。

だからこそ、

自分の身体を丁寧に扱うことから始めてみてください。

正しいことではなく、

自分の身体が心地いいと感じることを

小さなことから意識的に取り入れていく。

何を食べるか、

いつ休むか、動くか、

どんなメンテナンスを欲しているか、

身体と対話してください。

本来の感度が戻り、

本当の意味で自分を大切にすることができます。

言い負かされたり、

押しつけを飲み込んだり、

言いなりになったり、

そんな不当な扱いは受け入れることはないし、

目の前から消えていくでしょう。

他人から雑に扱われていると感じるとき、

圧倒されたり攻撃したくなるエネルギーを

自分をメンテナンスする意識へ変換してあげてください。

自分にとって最善のことだけが根本解決に導きます。