人間関係をクリアにするときの最重要マインド
悩みの根本は人間関係にあると言われ、
心だけでなく体にも影響を及ぼすほどです。
自分が築く関係性によって
身体的健康は決まると言っていいぐらい、
目に見えない領域で交流しているエネルギーが
その原因をつくっています。
人間関係の悩みは
100%自分に原因があることを前提に、
良好な関係性を構築するために必須のマインドをお伝えします。
悩みが生じる原因は大きく分けると2つです。
①自分が下がった
②自分が上がった
「①自分が下がった」とは、
本来の自分から離れたことを意味します。
自分の人生ラインから逸れた、
低次元に陥った、
全ては自分の声を無視したことからはじまります。
このステージは人間関係だけでなく
人生のあらゆることが問題だらけになります。
不満、怒り、罪悪感、後悔、葛藤、
あらゆる負の感情に覆われて
自分を見失っていきます。
自分を大切にしなかったために
自ら困難を招くステージで必要なことは”学び”です。
自分の中にある負が膿み出されるとき。
ですから、
誰しもがこの次元に陥ることはあるんです。
感情が揺さぶられまくって
他人に投影しまくって
自滅することもあるかもしれません。
人は離れ、信頼を失い、利用され、
攻撃し、戦い、奪い合う、
「なんでこんな目に合うのか」
憤慨する気持ちでいっぱいになるでしょう。
だけど、
それでも自分を省みて学びに変えていく。
この苦しみを自分で生み出していると
はっきり気づいたとき、
自分の中にある答えにたどり着き終わらせることができます。
本当の意味で、
100%自分が原因だと腑に落ちます。
すると、やめれます。
批判したり、怒りをぶつけたり、
他人を攻撃しようとか、
他人を変えようとか、
全て無意味だと自分に覚めます。
この時点で人間関係の悩みはほぼなくなります。
そうして次の「②自分が上がった」になります。
ここでようやく
本来の自分の人生ラインに戻りつつある。
どんな人と関わっていきたいか、
どんな自分として関係性を構築していきたいか、
純粋に自分の理想を描くことができます。
ただ、
自分が上がった=他人は下
ではありません。
優越感に浸るとたちまち元に戻ります。
自分が上がると
今まで関わっていた人たちと
新たな関係性を築いていくこともできるし、
感謝の気持ちで終わらせることもできます。
①から②へシフトする時期が
実は一番自分を試されているのです。
どれだけ自分の中心にい続けていられるか。
人間関係をクリアにするための
最重要マインドは「競わない」ことです。
言葉だけの理解ではなく、
体感まで落とし込まれている必要があります。
自分と他人は同じであること。
役割や立場、所有物など
その人の外側にあるもので判断しない。
上も下もない、同じ。
それは、
自分との関わりを意味しています。
自分の中の負が膿み出されるときは、
自分自身と戦っているときです。
その戦いは、
競争意識から生まれているために
それを終わらせるチャンスです。
学びに変えた人だけが終わらせることができ、
つまりは
自分の中での戦いが終わることなのです。
心の中が平穏を迎えると、
目の前の人を無条件に受け入れることができるので
人間関係はいつもクリアです。
自分以外の誰かは
いつも大切なことを教えてくれている
謙虚な姿勢あってこそ
良好な関係性を築くことができます。
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