”待つ”という自分への信頼
自分はできて相手はできない、
という前提があると
頼まれもしていないのに
つい手を差し伸べたくなる人がいます。
本人はいいことをしていると思っているし
相手を助けたいと思っている優しい心から
出る言動だけれど、
余計なおせっかいは相手の力を奪うことになります。
意見や態度を押し通すことでしか
強さを示すことしかできない弱さもあり、
その二極が統合したときにその人は自分への信頼を取り戻します。
その人の中にある強さを自分で認めていたら
「自分はできて相手もできる」という前提になり
相手への信頼の現れとして
その人が答えを出すまで、立ち上がるまで、”待つ”ことができるのです。
出した答えを尊重することなく「あなたのために」という表現で
申し訳ない気持ちを持たせる人が現れたら、
心の距離を保ちつつ”待つ”選択をすると感情に支配されずに済みます。
人間関係は波の中に存在しているので、
自分がいる環境によって身体に影響を与えています。
心も体も健全な状態を保つためにも
フラットな視点で在り続けることを心がけたいものです。
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