他人の評価は関係ない

子どもの頃から何かしらの評価を基準にして

自分の価値を測ったり優劣を決めて競争したり

純粋な自分の意志だけでは成立しないと

無意識に刻み込んでしまっていることが

自分を見失うことになり、

それを思い出すプロセスこそに使命があります。

他人の目が気になる、

大抵の原因は親からの影響が大きいからこそ、

親の価値観がどんなものだったかを知ることは

自分自身の成長のために欠かせないのです。

「自分を知る」

その欲求が強くなってから自分の人生を振り返る中で

親との関わりを直視することは避けらないことで、

そこから見えてくる本当の自分は

疑いようのない真実であり、

そこに生まれてきた意味や使命を見出すことができます。

私が母から強く影響を受けているのは

”他人の評価は関係ない”というこでした。

自分が決めたことに他人を介入させない

強い意志が母にはあり、

それは頑固になるのとは違って信念に基づいたもの。

躾の厳しさも、自分なりの想いがあったことを

私は子供心に感じていたし

誰が何と言おうと自分の子供のことを信頼していたことも

充分に感じていた。

だから、進学も就職も私が決めたことには

いつも全力で応援してくれていたし、

私が行きたい道に進むには成績が足りなくても

周りと大人（先生）が言うことには耳を貸さなかった。

「うちの子は大丈夫です」

この一言だけでいつも周りの害を跳ね返していた。

自分自身のことに関しては全くの弱気になる母も

子どものことになるとたくましくて

私はいつもそれが力になっていた。

実際には、何の根拠もない自信しかない。

だけど、この体験から私が得たことは

”自分が決めたことが正解であっていい”

決めたら応援してくれる人が必ずいること。

迷うから他人の評価が気になるし、

意見を聞こうとしてしまう。

他人の評価が気になっているときは

自分自身がまだ決め切れていない証拠。

自分の中にある答えや

本当はどうしたいかという想いを

純粋な気持ちで受けれいることができれば

見えない力が動き出します。

親から教わっていることに

自分が生まれてきたい意味や使命を見出すと

他人の評価は全く意味のないものだと確信し、

自分にとって本当を生きることが

誰かの”本当”を見つけ出すきっかけになります。