好きなことを仕事にしているのに楽しくなくなる理由

好きなことを仕事にすることは

そんなに難しいことではありません。

それを楽しみ続けることが出来ずに

壁にぶつかってしまうときがあります。

それは、自分が成長してきた証拠であり

そこから何を学び次につなげるかと

問われているときです。

好きなことを仕事にしても

・最初の頃のような楽しさを感じられない

・新鮮さがなく退屈に感じてしまう

これらには２つの理由があります。

①エネルギーを与えすぎている

好きなことで誰かの役に立つことほど

喜びを感じるものはないですが、

だからこそ

自分よりも他人を優先しすぎて

自分自身にエネルギーを与えることを怠ってしまうのです。

相手が喜ぶ姿を見たくて、結果を出したくて、

つい与えすぎてしまう。

決して悪いことではないですが、

どこかで無理をしていることがあるかもしれません。

そういうのは、身体に一番わかりやすく現れます。

疲れやすくなったり、

寝ても体調が回復しない。

身体よりも先に疲れるのは心です。

外側ばかりに意識が向かいすぎて

内側は何を感じているか？

与えすぎているかもしれないと思ったら

自分自身にも与えることを意識する。

好きなことで喜ばれるためにも

楽しみ続けるためにも

自分自身へ与えることは大前提です。

②やり方を変えていくとき

退屈に感じるときは

それまでの型を抜け出して

自分なりのやり方へ変えていくときです。

好きなことを仕事にする初期の頃は

誰かや何かをモデルにしてやってきたと思います。

その中で得てきた知識や経験をもとに

「自分ならこうする」という思いが浮かぶことがあります。

それが次のステージへ向かうサインなのですが、

そこで踏みとどまって古いやり方を手放せずにいると

無気力状態に陥っていきます。

好きなはずなのに、飽きたと感じて

他を探しても見つからないので迷走します。

自分なりの想いがあるならば

そのアイデアをカタチにしていくのです。

その時に忘れてはいけないのが、

それまでの経験の中で感じた喜びのポイント。

どんな瞬間に自分の喜びがあるのかを

自覚してそれを次につなげます。

そうすることで、

好きなことを独自のスタイルで表現でき

それはもう一生かけてもやれるぐらいの自分だけの仕事。

この次元は、

やればやるほど活力みなぎる感覚です。

エネルギーが枯渇することもなければ

むしろどんどん高まっていく。

仕事をすると

パワーダウンするものだと思っていると

特別な何かで満たすことをしようとします。

贅沢な食事、エステ、買い物、など・・・

これらで満たされるのは一瞬で

自分の成長を止めていることにもなります。

好きなことを仕事にして

長く続けたいと思っているなら

手放す前に一度見直してみてください。